コミュニケーション・スキル

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 ビジネス、その他の職業の世界で、精神を病む人々が増え続けている。ここ数年は自殺者が3万人台をキープしているが、その多くがうつ病などの精神疾患を抱えている。その背景には、競争社会などによって仕事上のストレスが増えているということがあるが、仕事上のストレスにもたくさんのストレッサーがある中、やはり人間関係が大きい要因を占めている。

 実際、カウンセラーとしての経験からも、精神的に破綻する人の多くは何らかの人間関係に破れていることが多い。人間関係とはすなわち、コミュニケーションの問題である。特に新卒者などは、大学というある程度固定された人間関係の中から異質の世界にはいることによって、今まで保っていたコミュニケーション・パターンが崩れてしまい、不適応をきたすケースが多い。多くはその中から新しいパターンを学び、疲れながらも再適応していくことができるが、中にはなかなかなじむことができないで休職、そして退職してしまうものも少なくない。そうした適応できないタイプには、思考の柔軟性不足やメランコリー気質といったもともとの性格的負因が潜んでいることが少なからずあるが、コミュニケーションを円滑に進めるための基本的スキルがそもそも不足しているケースが多い。

 スキルが不足しているというその背景には生育上の問題などいろいろなことが考えられるが、確かなことはスキルというものは学習(訓練)によって身に付いていくということである。自分自身でコミュニケーション・スキルの弱さに気づき、適切に学習(訓練)を行うことができれば、再適応は不可能ではないだろう。

 コミュニケーション・スキルの欠如は、人間関係に拘束されるという状態を生じさせる。コミュニケーション・スキルを学べば、もっと自由になれると思う。



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悩み方

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悩んでいるときは、迷いがあるとき。そして自分に自信が持てなくなっているとき。大いに迷っていいし、無理に自信を持つ必要もないというのに、そこから逃げ出そうとしたり、直面すべき問題を先送りにしたり、「迷うべからず」とばかりにあせったり、言い訳を考えてみたり、悩み方は様々だ。どうしたらいいのかということは、たいていの場合分かっている。しかし、他にもっとよい道はないかと模索する。もっと楽な道はないかと模索する。模索して模索して、一筋の光明を見つけたら、やはりもともとの自分の考えにもどってきただけだ。
 必要なことはそれから目を背けないこと。そして具体的に考えてみること。できる範囲で行動に移してみること。それで悩みが消えるわけではない。ただ、新しい悩み方で悩むことはできるだろう。悩みを解消するために、常に新しい悩みを持ち続けてみることにしよう。



 

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ほめること

 カウンセリングをするときに、クライエントさんを「ほめる」ことが役立つことがあります。SFBT(ソリューション・フォーカスト・ブリーフ・セラピー)では「コンプリメント」と呼ばれ、面接における重要な技法の一つと位置づけられています。ほめることでクライエントさんの動機づけを引き出し、自分自身や自分が置かれている状況に対する肯定的な見方を促進していくことが出来るという考え方ですね。
 行動療法ではいわゆる「社会的強化子」としての機能を持つことから、問題行動の修正や意欲の向上などの行動形成に頻繁に用いられます。教育の現場では、「ほめ7分に、しかり3分」というような表現で(正確ではないかもしれませんが)、子どもをほめることの重要性を説きます。もはや常識ですネ。
 確かに、その通りだと思いますが、以前から考えていたことではありますが、どうも、ほめるということが少し飽和状態なのではないかということを最近考えます。いや、もちろんほめることが悪いという意味では全くなく、当然必要かつ効果的な言葉掛けであるとは思います。ただ、その「ほめる」ことを安易に頻発しすぎてしまうことには少し疑問を感じます。

 (以下、子どもとのかかわりに限定しますが、)
 何というのでしょう、「ほめる」のが子どもにはよいから、とにかく何でもイイから「ほめておけ」というふうに「ほめ言葉」を安売りしすぎる傾向があるような気がしています。まあ、ガミガミネチネチと「叱る」「叱責する」「脅す」ことを安売りするよりははるかによいわけですが。

 スクールカウンセラーとしての保護者・教員向けの講演会では折りに触れてこのことを少し話したこともあります。ほめることは大事だけども、やたら滅多ほめるのではなく、「どのタイミングで」、「どんな言葉で」、「どのように」、「何に対して」ほめるのか、ということを明確にしておいて、状況を考えてほめることが、ほめることが常識になった教育上の次の課題の一つであるように思います。というのは、「ほめる」というのは、大人の側がほめたと自己満足していても仕方がないわけで、子どもの側が、「ほめられた」と感じると同時にそれにともなう「喜び」や「嬉しさ」を得なければ意味がないわけです。

 つまり、単に「ほめる」というのを教育もしくはしつけの上でのお気軽なツールとして使うのもいいですが、より効果を出そうと思えば、その子にあったほめ方を工夫してケース・バイ・ケースでほめ方を変えていくということが大切になってくるだろうということですね。そのためには、その子を当然ですが、よく見て、気にかけて、観察しなければなりません。当然、批判しないで受容的な態度で、良いところを見つけるように・・・ですね。

 子どもも幼いながらも頭の中では色々なことを考えていますから、少なくとも小学校高学年以上にもなれば、ほめて欲しい状況、いちいちほめられるようなことでもない状況というのを区別していると思われます。効果的なほめ方とは、何のためにほめるのかということを親の側が理解した上で、その子にとって、ほめて欲しいことはどんなことなのか、それをまず知り、タイミングを逃さずに適切にほめることでしょうか。(ウソにならないように)

 「ほめる」ことと「ほうび(ほめ言葉)で釣る」ということは、外見上は似ていても、おそらく大人の側の子どもに対する見方が反映されていると思います。似て非なるものだということをあらためて認識しつつ子どもとかかわりたいものです。

 

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思い出

 この季節になると、学校では卒業を間近に控えた3年生の動向が気になるところである。今年も、SCとしてかかわった生徒が何人か卒業していく。彼・彼女らの動向が気になると同時に、昨年以前に卒業していった生徒のことをふと思い出す。叶うことなら、一人ひとりに再び会って話を聴いてみたいと思う。彼らに対して十分な援助が出来たであろうか。今はどんな生活を送っているのであろうか。彼らにとって学校生活とはどんなものだったのであろうか。

 短い期間ではあっても、一人ひとりの将来の展望を考え、少しでも良くなって欲しい、そんな想いで話を聴いた時間。彼の暗い顔が明るくなった瞬間の安堵、彼女の問題をどうにも出来ないもどかしさ、その一瞬一瞬が今となっては私の貴重な財産である。

 彼らが今どんな人生を歩んでいるかは分からないが、私との出会いをひとときの息継ぎ程度の記憶の断片としてでも残していてくれたとしたら、それ以上は望むべくもない。それすらないとしても、彼ら自身の力で賢明な判断をし、自分の人生を着実に歩んでいってくれることを願うのみである。

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謹賀新年

すでに二日になってしまいましたが、一日遅れのご挨拶です。

旧年中はご愛顧頂きまして誠にありがとうございました。
本年も変わらぬおつきあい、よろしくお願い申しあげます。

気が向いたときのわずかな更新をときおりご覧いただいていた方々には重ねて御礼&お詫び申しあげます。今年もボチボチと更新していきたいと思いますので、お暇なときにはお立ち寄りください。

 大晦日の日は寒い中を車で10分程度のところにある山岳密教のお寺に初詣に出かけ、除夜の鐘を久しぶり(子どもの時以来)に撞きました。先着108名には干支の置物が頂けるという特典付き!寒い中を30分待った甲斐あって、かわいいネズミの土鈴を家内と一つづついただきました。その後、本堂にお参りし、参道の途中にあるお茶室で抹茶を一服頂き(500円也)、帰路についたのでした。

 雪のちらつく中でしたが、私は雪深い田舎の生まれなので、雪が降ると妙にテンションが上がります。何も考えないで楽しく無邪気だった子どもの頃の記憶がよみがえるのでしょうか。これはいくつになっても変わりそうにありませんし、失いたくない自分でもあります。
 どのような状況になっても、自分の「根っこ」を大事にしていきたいですね。

ともあれ、
 皆様が充実した一年を過ごされますようお祈りいたします。

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再起動の兆しか

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ときおりご覧いただいている方もおられたかとは思いますが、長らくほったらかしにしていました。決してネタが尽きたわけではないのですが、何かと忙しく、文章をまとめる時間がとれなかったせい、と定番の言い訳をさせていただきます。もしかしてアクセスいただいていた方がおられましたらお詫び申しあげます。

暑かった夏が終わり、やっと涼しさを感じる今日この頃です。皆様いかがお過ごしでしょうか。このどうしようもないほど暑かった夏にも、得るものもありました。私は、毎年、夏にまとまった休みが取れるのですが、その間に、いろいろと自分を振り返る時間が持てました。もちろん、ほとんどが仕事上のことですが、今の自分を形作っている「過去」を、建設的に振り返ることが出来たことが、この夏の大きな収穫でした。

私のカウンセリングの基本スタンスは、「過去にこだわらない」ことです。しかしそれは、「自分にとって望ましくなかった、考えてもどうしようもない過去」のことで、もちろん、「自分にとって望ましい過去で、活力に満ちていた過去」であれば、しっかり振り返ることは、むしろ現在の自分にとっての一里塚になるでしょう。キャリア・カウンセリングの世界で言うところの「人生の棚卸し」といったらよいでしょうか。そうした、現在そして未来の自分に新たなパワーを与えてくれる過去経験、すなわち記憶を、しっかりと呼び覚ますことが出来ました。おかげで今年、やや方向性を見失いかけていた自分のスタイルというものが(また明確なビジョンを描くまでには至っていないのですが)、新しい方向性となって現れてきました。

心の中の混沌が少し整理された状態になり、そこから生まれた余裕が、今回のブログ再起動の要因だったかもしれません。

人生を過ごしていると、どうも、体だけではなく、心にも垢がたまってくるようです。1年に一度くらいは、その垢を取り除く作業(禊ぎとでも言えばいいでしょうか)を行うと、複雑に入り組んだ現在の自分が整理され、スッキリした新しい状態で再スタート出来るでしょうね。カオス(混沌)の中でもがいている感じがおありになる方、葛藤にさいなまれている方、是非、ご自分の人生の棚をおろしてみて、その中から、元気の源、現在の自分の健康な部分を形作っているものを見つけてみませんか?答えは必ずそこにあるはずです。

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自分の気持ちが分からない

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 「自分のことは自分が一番よく知っている」とはよく聞きますが、一方で「自分の気持ちが分からない」という悩みもよく聞きます。自分は一体、「どうすべきなのか」、「何をすべきなのか」、「何をしたいのか」、がわからず、全く将来への展望が持てずに停滞しているという状態です。・・・しかし、本当にそうなのでしょうか。

 実際には、これらの答えを知っている(持っている)けど、それの実行をブロックしている「何か」があるという表現の方がピッタリ来るように感じます。「これをすれば万事解決する。」または、「少なくとも今よりはかなりましになる。」と分かっているのに、実行しないで(出来ないで)足踏みを続けているという、矛盾した状態です。答えを知っているということと、それを実行することの間には深くて大きい溝があるようです。

 なぜ、やれば良くなると分かっていることが実行できないのでしょうか。それこそが、「自分の気持ちが分からない。」ということの本体なのでしょうけど、その溝を埋め、実行する気になってもらうための何らかの「後押し」をするのがカウンセラーの役割の一つなのだと最近つくづく実感しています。

 心理学的には「動機づけ」の問題と言えるでしょう。何が行動を始発させ、何が行動を維持・強化し、どんな結果が得られたのか評価するという一連の流れを考えることです。「やればいいのに出来ない」という思いの背景には、「どうせやっても無駄」とか「やっても何も変わらない」といった行動の結果への不安の問題、そして「どうやってやったらいいのか分からない」という技術的な問題、そして「人からどう見られるか不安」という対人認知の問題などがあり、それが行動の始発の妨げになっていることが一つには言えます。

 自分が今まで守ってきた「信念」や「行動パターン」が崩れるときは誰しも不安を持ち、混乱するときです。変わることへの不安と言ってもいいでしょう。しかし、変えることのメリットも必ずあるはずです。まずは、自分のなりたい姿を具体的・鮮明にし、目標設定を適切に行いましょう。そして、それに近付くために必要なステップを小刻みに淡々と実行していくことが、最終的には「自分の気持ちを知る」ことにつながるものと思っています。



 

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子どもの問題について

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 子どもの問題の多くは親の教育の姿勢による。特に、子どもへの関心の低さ、基本的受容の低さは、子どもと親の関係を不安定にして様々な問題を起こす。また、夫婦間の教育、しつけへの方針の不一致も強く影響しているように感じている。学校でよく出会う不登校の子どもにも、かなり、こうした親の養育態度が色濃く影響しているように見受けられる。

 親の無関心、受容の程度の低さは、子どもが必要とする親の注目を欲求が満足するほど受けられず、それを得ようと言う本能的な行動として、不登校や非行といった問題行動として噴出するような気がしている。

 また、夫婦間の意見・方針の不一致は、自分を守るべき存在であるはずの両親が反目していることで、子どもは何を判断基準にして行動してよいのかわからず、混乱を生じさせてしま、問題をますます複雑にしていく。

 それを解決するためには、親が養育の態度を改める必要性がまずある。夫婦間で意見を一致させ、お互いに満足のいく態度で子どもに接することが出来れば、それだけで子どもは安定してくるはずである。

 何も難しく考える必要はなく、思い出すべきは、夫婦関係の初めの頃の蜜月関係である。お互いに、「この人しかいない」と思って結婚し、子どもを作っているはずなので、その時の気持ちを思いだし、昔のように意見を一致させるようにして事に当たればよいのである。

 それが出来ない、というのは、おそらく、お互いに持っているプライド(意地?)か何かが影響しているせいもあるかと思われるが、なかなかお互いに歩み寄れないという場合が多いようである。そこで次のように問いたい。「子どもによい変化を起こさせることに、そのプライドがどのように役に立っているのですか?」。「子どものこれからとあなた(親)の首の皮一枚ほどのプライドと、どちらが大切なんですか?」

 決して、親を責めているわけではない。親も当然、子どもを愛し、その行く末には期待を持って接してきているはずである。なにも、子どもに問題を起こさせようと思って育てている親はいないのである。しかし、現実に何らかの問題が起こってしまっている場合は、次のように考えると動きやすくなる。

 「これから、子どもにとって、また、夫婦、家族全体が良くなるために、今すぐできる一番小さいことを探す。」ことである。今までの育て方が悪かったといくら自責の念を持っても、それだけでは何も変わらない。いや、むしろ悪くなってしまう。昔を省みることは必要であるが、それは必要最小限にとどめ、むしろ、「これから」のことを考えるべきである。

 筋道を立てて、家族で一致した方針の下で改善への行動をすれば、時間はかかっても必ず良い方向へと事態は変わっていく。「どうしてこの子は・・・。」とか「やっぱりこの子は・・・。」と考える前に、「この子に今必要なことはな何か。」「そしてそれを実行しやすくするためにはどうしたらよいか。」ということを具体的に考えていくことである。

子どもはそれを待っているはずである。



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マイナス思考と現実思考

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 カウンセリングをしていると、いわゆる「マイナス思考」だという人と良く出会う。確かに、自分のことを必要以上に否定的に考えたり、人からのよい評価があるにもかかわらず、それを認めることが出来なかったりする人は多い。そうした人は、いわゆる「プラス思考」とか「ポジティブ思考」という考え方を知りつつも、なかなかそう簡単には考え方を変えられないと嘆く。確かに、考え方を変えるのは難しい。「楽天家の方が成功する」とは何かの本で読んだことはあっても、悲観的な人が急に楽天家に変わることは困難だろう。

 そうした考え方も、もともとの性格的な傾向から来るものなのか、それともうつ病のような病から来るものなのか、それを見きわめて個別に対策を考えていく必要はある。しかしながら、あくまで一般論として私見を述べれば、世のマイナス思考の人々に欠けているのは、「現実思考(リアリティ・シンキング)」ではないかと思う。「現実思考」は「現実志向」でもある。

 いわゆる「マイナス思考」の考えを聞いていくと、かなりの部分が根拠のない仮定の話で成り立っている。ほとんど空想と言っていいものもある。つまり、現実的ではないのである。別にプラス思考に変える必要はなく、単に、今の自分や状況を正確に、現実的に値踏みしてみればよい。もしかしたら、自分の予想とは違う結果が出るかもしれないが、それと向き合うちょっとの勇気は必要である。常に現実を正確に見る、把握するクセをつけておき、それを判断基準にすれば、マイナス思考は自ずと「現実思考」へと変わっていく。

 マイナス思考でもプラス思考でも、どう頭で考えたところで今そこにある現実は変わらない。現実をどうとらえているかという認識が変わるだけである。変えたいのは、考え方なのか、それとも現実なのか。どちらにしても、変えるためには何かしら、行動を起こす必要がある。

 そのためのコツ。
 まずは、毎日の活動の記録をつけるのもいいでしょう。満足した出来事を記録にとどめておくのも良いでしょう。現実の出来事、考え、感情の中から、どんな小さいことでもいいので、「よかったこと」を探すことでしょうか。そして、ある特定の状況下での考え方を柔軟に色々な角度で考えてみる。または、今までとは違った行動パターンで行動してみることでしょうか。

 「どうせムダだから・・・」とマイナスに考えるのはひとまず置いておいて(判断保留)、まずは、出来ることから、始めてみませんか?



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こころのエネルギー補給

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 環境の変化は何かとストレスになるものである。新年度は入学、入社、転勤、昇進など節目となる時期だけに、多くの人にこの環境の変化が起こる。いわゆる5月病などはこの新しい環境に適応できていないことによって起こると考えられるが、思い当たるという方もいらっしゃるでしょう。それが進行すると「適応障害」と呼ばれる疾患に分類されたりします。

 新しい環境になじもうと一生懸命努力した結果、疲労がたまり、徐々に心身のエネルギーが枯渇していく訳です。しかし、それはこの社会に生きている以上は仕方のないことでもあります。大切なことは、いかにして、「新しいエネルギー」を補給していけるかということなのです。

 新しいエネルギーとは、自分の好きなこと、楽しみごとから得られるものです。どんなことがあるでしょうか? 「入社したばかりで忙しくて、好きな趣味から遠ざかっている。」「以前は良く旅行に行っていたのに転勤してからはいっていない。」などなど、以前行っていたのに最近はご無沙汰・・・というものがあれば、まずはそれから再開してみませんか?

 新しい趣味・楽しみごとを作るのもいいですが、以前楽しめていたことは、今も無理なく楽しめるはず。自分にとって最も適したものなのです。

 仕事で枯渇したエネルギーを楽しみごとで補給する。このバランスの維持が心身の健康の維持に役に立つことと思います。

これは私の最近の教訓でもありますが、

「休日は、仕事を忘れて、ひたすら遊ぶ」

良い仕事をするためにも、是非、「具体的に」、遊びの計画を立てましょう。



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«伝えること、受け取ること