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2006年11月 7日 (火)

自殺とメディア

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 広島 カウンセリングルーム メンタルヘルス

 最近の自殺報道には目を覆うものがあります。特にT○Sの朝の番組は毎朝の定番でしたが、最近はあまり見たくなくなりました。中学生がいじめによって自殺をしたとの一連の報道はあまりにも過剰ではないかとの思いからです。決して自殺という不幸な事件から目を背けているわけではなく、メンタルヘルスに関わる者なら聞いたことがあるはずの言葉、「群発自殺」が頭をかすめるからです。


 群発自殺とは、自殺という一つの事件が、テレビ、新聞等のマスコミによって他の「自殺予備軍」とでも言うべき人たちに「伝染」し、自殺が増加するという現象です。アメリカ疾病予防管理センター(Central for Disease Control and Prevention;CDC)でも自殺の危険因子の一つとして取り上げられており、かつて当のマスコミ(テレビ)でも何度か取り上げられたことがあると記憶しています。


 マスメディアの功罪など、すでに語り尽くされているような気もしますが、最近の一連の自殺報道には正直閉口です。本当は、この自殺の背景にあると思われるイジメやそれを取り巻く教育現場の現実に目を向けなければならないと思いますが、とりあえず、「”自殺はメディアによって伝染する”ということを当のメディアは知っているはずなのになぜこれほど大きく取り上げ、連日のように報道するのか?」という点に敏感に反応しておきます。


(以下に、参考までにアメリカの National institute of Mental Health のwebサイトからの記事を引用します。)

自殺についての報告:メディアへの勧告

自殺の伝染は事実である

1984年から1987年の間、ウィーンのジャーナリストたちが地下鉄道網における列車への飛び込みによる死亡報道をした。その報道は広範囲にわたり劇的であった。1987年に、こうした報道が及ぼす負の効果の可能性について記者に警告を与え、報道の代替戦略を提案する運動が起こった。運動の開始から最初の6ヶ月間で、地下鉄での自殺と自殺未遂は80パーセント以上減少した。ウィーンにおける自殺の総数も、同様に下向きを示した。

研究は次のようなとき、読者や視聴者による自殺が増加するということを見出した。

  •     自殺の記事が増加する、
  •     特殊な死亡が、詳細に多くの記事で報道される、
  •     自殺による死亡記事が報道のトップ記事として報じられる、
  •     特殊な自殺についての見出しがドラマティックである

    勧告

メディアは自殺予防についての公の教育に強力な役割を果たすことが出来る。自殺についての記事は自殺の適当な原因、自殺の兆候、自殺率の傾向、最近の治療法の進歩を視聴者に伝えることが出来る。それらは、自殺予防への機会にも注目を与えることも出来る。個々の自殺死に関するメディア記事は報道価値があり、報道される必要もある。しかし、それらはまた、人を傷つけるという可能性も持っている。自殺のメディア報道への勧告の遂行は、自殺率を減少させるということが示されている。

  • ニュースの中で記述されているいくつかの自殺方法は、行動科学者たちが「自殺伝染病」とか「模倣自殺」と呼ぶものに寄与している。
  • 研究は自殺を不注意にロマンチックに描く事や、自殺を英雄的でロマンチックな行為であるかのように描写することによって自分自身の生命を奪う人々を理想化することが、犠牲をともなう同一化に他者をたきつけるかもしれないということを提言している。
  • メディアの報道を通じて自殺方法にさらされることは、脆弱な個人がその方法を模倣する事を促進できる。臨床医は、方法の記述が詳細である場合、危険がさらに大きくなると信じている。研究は自殺現場の詳細な記述や写真が模倣を促進するということを示している。
  • 健康で成功した人の不可解な行為としての自殺が存在するということも、犠牲をともなう同一化を支持している。

    (http://www.nimh.nih.gov/suicideresearch/mediasurvivors.cfm?の記事を翻訳して引用)

・・・つたない翻訳で大変恐縮です。

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  • リラクセーションに関する技術・技法を幅広く研究、実践しています。いわゆるマッサージ等ではなく、自分自身で日常的に行うことができるセルフケアのための方法です。筋弛緩法や自律訓練法、呼吸法、ボディワークなどを取り入れ、心と体の調和したマインドフルな生活を目指します。 緊張性の頭痛、肩や首のコリといった身体的な症状の緩和に効果的で、不眠や不安の緩和にも役立ちます。

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