子どもの問題について

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子どもの問題の多くは親の教育の姿勢による。特に、子どもへの関心の低さ、基本的受容の低さは、子どもと親の関係を不安定にして様々な問題を起こす。また、夫婦間の教育、しつけへの方針の不一致も強く影響しているように感じている。学校でよく出会う不登校の子どもにも、かなり、こうした親の養育態度が色濃く影響しているように見受けられる。 親の無関心、受容の程度の低さは、子どもが必要とする親の注目を欲求が満足するほど受けられず、それを得ようと言う本能的な行動として、不登校や非行といった問題行動として噴出するような気がしている。 また、夫婦間の意見・方針の不一致は、自分を守るべき存在であるはずの両親が反目していることで、子どもは何を判断基準にして行動してよいのかわからず、混乱を生じさせてしま、問題をますます複雑にしていく。 それを解決するためには、親が養育の態度を改める必要性がまずある。夫婦間で意見を一致させ、お互いに満足のいく態度で子どもに接することが出来れば、それだけで子どもは安定してくるはずである。 何も難しく考える必要はなく、思い出すべきは、夫婦関係の初めの頃の蜜月関係である。お互いに、「この人しかいない」と思って結婚し、子どもを作っているはずなので、その時の気持ちを思いだし、昔のように意見を一致させるようにして事に当たればよいのである。 それが出来ない、というのは、おそらく、お互いに持っているプライド(意地?)か何かが影響しているせいもあるかと思われるが、なかなかお互いに歩み寄れないという場合が多いようである。そこで次のように問いたい。「子どもによい変化を起こさせることに、そのプライドがどのように役に立っているのですか?」。「子どものこれからとあなた(親)の首の皮一枚ほどのプライドと、どちらが大切なんですか?」 決して、親を責めているわけではない。親も当然、子どもを愛し、その行く末には期待を持って接してきているはずである。なにも、子どもに問題を起こさせようと思って育てている親はいないのである。しかし、現実に何らかの問題が起こってしまっている場合は、次のように考えると動きやすくなる。 「これから、子どもにとって、また、夫婦、家族全体が良くなるために、今すぐできる一番小さいことを探す。」ことである。今までの育て方が悪かったといくら自責の念を持っても、それだけでは何も変わらない。いや、むしろ悪くなってしまう。昔を省みることは必要であるが、それは必要最小限にとどめ、むしろ、「これから」のことを考えるべきである。 筋道を立てて、家族で一致した方針の下で改善への行動をすれば、時間はかかっても必ず良い方向へと事態は変わっていく。「どうしてこの子は・・・。」とか「やっぱりこの子は・・・。」と考える前に、「この子に今必要なことはな何か。」「そしてそれを実行しやすくするためにはどうしたらよいか。」ということを具体的に考えていくことである。 子どもはそれを待っているはずである。
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コメント
はじめまして。パート保育士をしているまりりんといいます。広島ブログからやってきました。
保育園の子どもたちは両親とも働いていて時間に余裕の無い人が多いようで、なかなか問題点をゆっくり話し合ったり、子どもに目を向けてほしいという要望を聞き届けてもらえない現状があります。
保育士の立場からはなかなか強く言えない部分も多く、子どもたちの将来に不安を感じています。
といっても、自分の子育てにもとっても不安だらけの母なのですが。
またブログを拝見して、色々参考にさせてもらいます。
投稿: まりりん | 2007年5月24日 (木) 11時04分
まりりんさん、こんばんは。コメントありがとうございます。保育士さんをなさっているんですね。大変さをお察しします。
確かに、共働き夫婦の場合、子どもにさける時間がお互いに少ないという現状がありますよね・・・。家計の問題もあるし、確かに強くは言えない所です。それでも、ほんのわずかな時間でも、「イライラした親」ではなく、「やさしくて頼りになる親」を演じていれば、子どもはその「親の背中を見て」育つはずです。
「親」というのは、子どもの前で演じられる「役割」なのかもしれませんね。
投稿: dr.kakurega | 2007年5月24日 (木) 23時29分