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2008年2月15日 (金)

思い出

 この季節になると、学校では卒業を間近に控えた3年生の動向が気になるところである。今年も、SCとしてかかわった生徒が何人か卒業していく。彼・彼女らの動向が気になると同時に、昨年以前に卒業していった生徒のことをふと思い出す。叶うことなら、一人ひとりに再び会って話を聴いてみたいと思う。彼らに対して十分な援助が出来たであろうか。今はどんな生活を送っているのであろうか。彼らにとって学校生活とはどんなものだったのであろうか。

 短い期間ではあっても、一人ひとりの将来の展望を考え、少しでも良くなって欲しい、そんな想いで話を聴いた時間。彼の暗い顔が明るくなった瞬間の安堵、彼女の問題をどうにも出来ないもどかしさ、その一瞬一瞬が今となっては私の貴重な財産である。

 彼らが今どんな人生を歩んでいるかは分からないが、私との出会いをひとときの息継ぎ程度の記憶の断片としてでも残していてくれたとしたら、それ以上は望むべくもない。それすらないとしても、彼ら自身の力で賢明な判断をし、自分の人生を着実に歩んでいってくれることを願うのみである。

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